副施設長が語る、リヤンドファミーユで働く理由。医療と介護の連携と、職員を大切にする福利厚生・待遇

副施設長 田中
サラリーマンを経て23歳で介護の世界へ。老人保健施設、訪問介護、デイサービス、小規模多機能、特別養護老人ホームと幅広い現場で経験を重ね、長く管理職を務める。令和8年4月にリヤンドファミーユへ入職し、副施設長に就任。
<目次>
・「後悔のないケア」という信念
・「医療と介護」が隣り合う現場
・目指すは、支え合えるチーム
・駅前で、家族のそばで
・福利厚生・待遇の手厚さ
・就職を検討中の方へ
「何もできなかった」―介護職を志す原点となった祖父の最期
介護に興味を持ち始めたのは、高校生の頃でした。祖父が胃がんを患い、どんどん痩せ細っていく姿をずっと見ていました。そして最期は、静かに息を引き取りました。遠方で面会にもなかなか行けず、痩せていくのが分かっているのに「自分には何もできなかった」という思いが、ずっと心に残っていました。
高校卒業のタイミングで、介護の専門学校に進もうかと考えたこともありました。ただ、30年以上前は男性の介護職がほとんどいない時代で、専門学校の見学会に行っても女性ばかりの中に男性が一人という状況に、正直なところ気後れしてしまいました。そのときは一度介護の道を諦め、別の専門学校に進んで、卒業後はサラリーマンとして働いていました。
それでも、心のどこかでずっと介護のことが気になっていたのだと思います。22歳の頃、当時あった「ヘルパー三級」の資格を取り、訪問介護の実習でヘルパーさんと一緒に現場を回りました。排泄のにおいなどに自分が耐えられるか不安だったのですが、いざ行ってみると思ったほど苦にならず、「これは自分にできる仕事だ」と自信を持つことができました。23歳で老人保健施設に入職したのが、私の介護職としてのスタートでした。
訪問介護の現場でたどり着いた「後悔のないケア」という信念
最初の老健では7年勤め、介護福祉士の資格を取りました。その後は民間の在宅介護の会社へ移り、訪問介護事業所の所長をはじめ、デイサービス・小規模多機能型居宅介護などで長く責任者を務めさせてもらいました。最終的には同じグループの社会福祉法人で、特別養護老人ホームや終活事業にも携わりました。
「後悔のないケア」という今の介護観が育まれたのは、在宅の現場に出てからです。訪問介護のご利用者様が亡くなられた際には、お悔やみにも積極的に参加させていただきました。そんななかで、「あの時、もっとこうしてあげればよかった」という後悔ばかりが残ることに気づきました。
転機になったのは、小規模多機能型居宅介護の責任者をしていた頃のことです。送迎で私自身がお迎えに行き、お泊まりいただいて、翌日おうちへお送りする。ご家族様とも、とても近い距離で関わらせていただきました。あるご利用者様を看取ったとき、お見送りの場でご家族様と「お疲れさまでした」とお互いに言い合って、自然と握手をしました。
そのご家族様とは、認知症の症状が強いご利用者様のことを包み隠さず真剣に話し合ってきました。ご家族も私たちも本気で向き合い、できることはすべてやりきった。そう思えたとき、初めて「後悔がない」という感覚を持てたのです。
特別養護老人ホームでは、お看取りのあとにグリーフケアのカンファレンスを行います。すると、介護職員の多くは「あのとき、こうしてあげられたら」と涙を流します。だからこそ私は職員に、「明日その方が亡くなっても後悔しないケアを精一杯やりきろう」と問いかけ続けてきました。「やりきる介護、後悔のない介護を」というのが、私が大切にしている信念です。

家族と歩むために選んだ転職―副施設長としての新たな挑戦
その会社には、気づけば22年勤めていました。人間関係にも恵まれ、さまざまな経験をさせていただいた、本当にありがたい職場です。
転機となったのは、私に県外への転勤の辞令が出たことでした。その時はちょうど息子と娘がそれぞれ高校と中学に進学するタイミングを迎えていました。家庭にとって大切な時期に、家族のそばを離れて遠方へ移ることには迷いがあり、悩んだ末に転勤を見送る決断をしました。
そして「もう一度、新しい環境で挑戦してみよう」と前を向きました。せめて子どもが15歳になるくらいまでは、できるだけそばにいたい。家族と歩んでいくこの数年を大切にしながら、介護職として新たなステージに踏み出す。そう考えて、たどり着いたのがリヤンドファミーユでした。
「医療と介護」が隣り合う現場で―「生活」と「体」の両方を支える
リヤンドファミーユに惹かれた理由の一つは、医療面へのチャレンジでした。私はこれまでずっと介護畑を歩んできて、ある程度の経験は積ませてもらってきた一方で、医療の現場の経験だけはほとんどなかったのです。
実際に入職して驚いたのは、看護師の存在感の大きさでした。これまでの職場では、介護職員9に対して看護師1、多くても2といった少数の体制が当たり前でした。ところがここでは、医療対応型ホームのフロア(2〜3階)では、ほぼ看護師が立ち回っていました。医療の専門性の高いスタッフが常にそばにいてくれる安心感は、これまでの職場にはないものでした。
医療と介護がすぐ隣で連携している。ご家族様にとっても「夜勤帯にも看護師がいる」という安心感につながっているのだと思います。
これまでの介護は「生活を見る」仕事でした。リヤンドファミーユでは、そこに「体を見る」という視点が加わります。気管切開で喉から酸素を取っている方、寝たきりで点滴をされている方など、医療依存度の高い方も多くいらっしゃいます。看護師の指示を受けながら、そうした方を入浴介助している介護職員の姿を見ると、長く介護に携わってきた私でも「すごいな」と思わず感心してしまいます。ここで経験を積めば、介護職員としてプラスアルファの力が身につく。それは確かな自信につながるはずです。
これから入職される方には、いきなり医療依存度の高い方を担当していただくことはありません。まずは医療依存度の低い方のケアから始めて、少しずつ慣れていけば大丈夫です。段階を踏みながら、安心して新しい挑戦に踏み出していただきたいと思っています。

「大変」のその先へ―副施設長として目指す、支え合えるチーム
入職して率直に感じたのは、優しく穏やかな職員が多いということです。介護の職場には、いわゆる「お局的」な存在がいて、ネガティブな空気で全体を引っ張ってしまうこともありますが、ここにはそうした人がとても少ない。私のような新参者にも、自然に優しく声をかけてくれます。これは本当にありがたいことです。
その一方で、これから一緒に取り組んでいきたいこともあります。介護の現場では、どうしても「人手が足りない」「大変だ」という思いに、みんながはまり込んでしまいがちです。その大変さは当然のことなのですが、私はそこで止まらず、「大変だけれど、ではどうしていこうか」と、もう一歩先へ考えを進められるチームになってほしいと思っています。そうした環境をつくることが、副施設長としての私の役割だと考えています。

「関心を持つ」ことから始まる、チームづくり
チームをつくるうえで、私が何より大切にしているのは「相手に関心を持つ」ことです。
ここリヤンドファミーユは8階建てで、フロアごとに状況の良し悪しがあります。あるフロアで職員が急に体調を崩して人手が足りなくなったとき、別のフロアに余裕があれば、一人手伝いに行く。目の前の8時間を穏やかに過ごすことだけでなく、「今日は自分のフロアに余裕があるから、他を手伝います」と動ける。そんな風に施設全体がうまく回っていくチームを目指したいと考えています。
私自身、今は息子の高校サッカーの応援が趣味のような時間になっています。それを知っている職員が「この間の息子さんの試合、どうだった?」と聞いてくれると、つい嬉しくなってしまいます。
周りの職員に関心を持ち、声をかける。気にかけてもらえることは、きっと嬉しいはずです。まだ一部の方としか関係性を築けていませんが、時間をかけて一人ひとりのことを知り、いつもそんな声かけができる存在でありたいと思っています。

駅前で、家族のそばで―「医療と介護」で地域を支える役割
今年の4月に入職したばかりですが、私はあえて受付に座るようにしています。ご家族様が来館され、外部からお電話があり、そこからリヤンドファミーユの中でどう動いていくのか。その流れを掴みたいからです。
受付にいると、ご家族様とお話しする機会がたくさんあります。なかでも印象に残っているのは、70代のご主人と70代後半の奥さまのご夫婦です。毎日のように面会に来られるので、「毎日は大変ではないですか?」とお尋ねしたところ、「こういうところにお願いしてしまったので、私は責任を持って毎日来るようにしているんです」とおっしゃいました。
医療依存度の高い方は、今の時代だと療養型の病院しか受け入れてくれないことが少なくありません。けれど、そうした施設は静かな環境を求めて立地が離れていることも多く、ご家族様が気軽に通うのは簡単ではありません。
駅から近い生活圏のなかで、医療依存度の高い方も「暮らしの場」として過ごすことができ、ご家族様がいつでも面会に来られる。看護師がたくさんいて、医療と生活の両方を支えられる。それこそが、リヤンドファミーユがこの地域で担う役割なのだと感じています。
安心して長く働ける環境―福利厚生・待遇の手厚さ
入職してまだ間もない私ですが、前の職場との違いとして強く感じているのが、「職員を大切にしてくれている」という実感です。
たとえばユニフォーム。前職では支給がポロシャツ一枚だけだった時期もありましたが、ここではきちんとしたユニフォームが三枚支給されます。しかもメーカーはミズノ。マスクも定期的に支給されます。毎日肌に触れ、袖を通すものだからこそ、こうした一つひとつに「ちゃんと職員の働く環境のことを考えてくれているんだな」と感じます。
私は副施設長として採用面接にも入る立場にあります。その視点から見ても、福利厚生・待遇の手厚さを感じます。給与体系を見ると、一般の介護職員の基本給も前職より高い水準にあります。もちろん、その分、私たちは施設としてしっかり成果を出していく必要がありますが、それは「職員を大切にしたい」という法人の姿勢の表れだと受け止めています。
藤枝に住む知人にリヤンドファミーユで働いていると話すと、「すごいところに入りましたね」と言ってもらえます。法人としての安定感やブランドイメージ、そして福利厚生・待遇のよさは、長く介護職を続けていくうえで、確かな安心につながるものだと思います。

就職を検討中の方へ
管理職として目指すことは、本当にシンプルです。職員みんなが「後悔のないケア」を実践できるようになることです。
母体がしっかりしているからこそ、長く安心して働ける職場をつくっていきたい。私も50歳を過ぎ、現役で働けるのはあと10年、長くても15年ほどでしょう。人生は一度きりです。子どもが少し成長したら、いろいろな土地で、困っている人を支える仕事に挑戦してみたい。そんな未来の絵も、全国展開しているリヤンドグループなら、叶えていけるような気がしています。
介護職として、後悔のないケアを、みんなで。その思いを胸に、リヤンドファミーユの施設運営に取り組んでいきたいと思います。
(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)
リヤンドファミーユで、一緒に働きませんか?
ご入居者様お一人おひとりの暮らしに寄り添いながら、医療と介護が連携して支える現場。それが、リヤンドファミーユです。後悔のないケアをチームで実践したい方、介護職として医療面にも挑戦して成長したい方、そして福利厚生・待遇の整った環境で長く安心して働きたい方。そんな想いを持つ方と、ぜひ一緒に働けたら嬉しいです。
介護付き有料老人ホーム リヤンドファミーユの介護職・ヘルパー(正社員)の求人募集
介護付き有料老人ホーム リヤンドファミーユの調理スタッフ(正社員)の求人募集
訪問看護ステーション リヤンドファミーユの看護師(正社員)の求人募集
訪問看護ステーション リヤンドファミーユの看護管理者(正社員)の求人募集