「私には無理」から始まった介護の仕事。子育てと両立しながら見つけた、この職場で働く理由

介護スタッフ 石島
営業職などを経て介護の仕事へキャリアチェンジ。特別養護老人ホームでの勤務を経験した後、令和元年9月にリヤンド姉崎(旧あさひガーデン姉崎)へ入職。勤続8年目を迎える。ご主人・妹も同施設で勤務。現場経験を重ねながら、現在は介護福祉士資格の取得に挑戦中。
<目次>
・子育てと両立できる場所、リヤンド姉崎へ
・1人で抱えない。支え合うチーム
・大切にしている介護観
・子育て中でも続けられる環境
・今後の目標、メッセージ
「私には無理」から始まった、介護の仕事
介護の仕事に就く前は、エステや生命保険の営業など、いろいろな仕事をしてきました。
どれもノルマが厳しくて、「契約を取る」「お客さんを連れてくる」といった成果が求められる環境が、自分にはあまり合わなかったんです。
エステの仕事では、郵便局などに出向いて手のマッサージをして、お客様に興味を持ってもらう営業活動もしていました。次第に「これが自分に合っているのかな」と悩むことが多くなり、長く続けることはできませんでした。
そんな時、母と妹が介護の仕事をしていたことや、知り合いが特養で働いていたことをきっかけに、「ちょっとやってみようかな」という気持ちで介護の世界に入りました。
実はそれまで、介護の仕事は「自分にはできない」と思っていました。おじいちゃんおばあちゃん自体は好きでしたが、「排泄の介助とかはちょっと無理かも」と抵抗を感じていたからです。でも、妹から聞くご利用者様との会話はとても楽しそうで、「そんな関わりができる仕事なんだ」と興味も持っていました。
実際に働いてみると、不安だった部分以上に、人と関わる温かさや楽しさを感じながら働けています。

子育てと両立できる場所を探して、リヤンド姉崎へ
特養で約1年働いた後、子どもを育てながら働ける職場を探すことになりました。その時、現在のリヤンド姉崎(当時あさひガーデン姉崎)には保育室があり、妹も働いていたことから、「ここなら安心して働ける」と思い入職しました。
実は入職を決める前、妹から「みんな優しくて、ここは人間関係がすごくいいよ」と聞いていたことも、大きな安心材料でした。以前の職場では人間関係に悩んだこともあったので、とても心強く感じました。
当時、子どもはまだ生後半年でしたが、預けながら働けたことは本当に助かりました。
その後、2人目を妊娠して1年ほど離れていた時期があります。保育園がなかなか見つからなくて、戻れない期間が続いて。その間に施設の名前が『リヤンド‐絆‐姉崎』に変わって、そのまま辞める選択肢もあったのですが、新しい施設としてリニューアルして1年半ほど経って、また戻ってきました。
戻ってきたら、「昔とみんな変わんない」って感じて、戻ってきてよかったと心から思えました。いい意味で変わっていなかったことが、ここで働き続けている理由です。

一人で抱えない。声をかけ合い、支え合うチーム
以前の職場では、ノルマのある環境で、どこか個人主義的な雰囲気がありました。
特養で働いていた時も、ユニットで一人対応の時間が多く、周囲と話す機会が少ない日もありました。でもここでは、排泄介助や入浴介助も、声をかけ合いながらみんなで手分けしてやっています。
「手伝うよ」「こっち終わったよ」
そんなやり取りが自然に飛び交います。一人で抱え込まなくていい、というのが大きいです。
年齢層は40〜50代のスタッフが中心で、私が入った当初はほとんどが年上の方でしたが、皆さんとても優しく接してくださいました。困った時に相談できる安心感は、この職場の大きな魅力だと思います。

「生活しやすい介護」を大切にしたい
私が大切にしているのは、「生活しやすい介護」です。
1から10まで全部手伝わない。もちろん助けを求められたら全力でサポートします。でも、できることは自分でやってもらいたい。自分でやりたいことを自分でできるっていうのが、ご入居者様にとっても喜びだと思うので、お一人お一人の生活水準を下げないようにしながら、必要なところだけ一緒にやる、という関わり方を心がけています。
たとえば、排泄。オムツは嫌だろうし、本当はトイレに行きたいのにオムツになってしまうのは辛いと思う。だからできるだけトイレに誘導してあげたい。でも現場では、こちらがやってしまった方が早い、という事情もある。だからリーダーやスタッフみんなと話して、「私はこう思うんですけど、どうですか」って相談しながら進めています。先輩や周りのスタッフ達も「じゃあ1週間やってみようか」って、みんな寛大に聞いてくれることが多いです。
実際に、オムツ対応になってしまった方が、何度も立ち上がろうとされることがありました。「トイレに行きたい気持ちが強いのでは」と考え、日中だけでもトイレ誘導をしてみてはどうかと提案しました。現在は、昼間はトイレ・夜間は安全のためオムツという形に落ち着いています。

小さなチャレンジが、笑顔につながる瞬間
普段は車椅子で移動される方に、杖で歩くことに挑戦していただいたこともあります。
ご家族が面会に来られた際に、「杖で下まで行ってみましょう」と声をかけて、一緒に見守りながら降りていったんです。そうしたら、ご家族が本当に喜んでくださって。いつも車椅子で来ると思っていたら、歩いてきたので。「いけるね!」ってすごく嬉しそうな表情で。あの顔は今でも忘れられないです。
廊下での歩行訓練も、看護師と相談しながら距離を少しずつ伸ばしたりしています。工夫してやったことで、ご入居者様やご家族様に喜んでいただけると、やってよかったなってすごく思います。それが、介護の仕事を続けられている一番の理由かもしれないです。

忙しい現場でも、できることを探し続ける
ずっと体が痛いと言っていたお客様がいました。手と顔は動くけど下半身が麻痺していて、硬直していつも痛がっていて。薬を塗っても効果がなく、痛みでだんだん表情がなくなり、以前は笑ってくださっていたのに笑顔が見られなくなっていました。
「何かできないかな」
そう思い、20分ほどのマッサージを続けてみることにしました。最初の方は「いいよ」と断られることもありましたが、それでも少しでも楽になってほしくて、何日も続けてみました。するとある日、「楽になったよ」と小さく言ってくださり、久しぶりに笑顔を見せてくださいました。その時、「続けてよかった」と心から思いました。
言葉で伝えられる人もいれば、うまく伝えられない人もいる。向こうが言ってこないから何もしない、ではなく、やってみることが大切だとその経験から思うようになりました。
子育て中でも続けられる働き方がある
現在は夜勤をせず、早番・日勤・遅番で働いています。夫も同じ職場で働いているため、お互いのシフトを調整してもらいながら子育てと両立しています。
子どもが熱を出したりで欠勤することがどうしてもあって、そのたびに申し訳なくて謝り倒すんですけど、子育て経験のある方が多いので「この時期はしょうがない」と優しく言ってくださいます。「その分取り返そう」と思って、頑張って働いています。
2人目が生まれた後は、9時半〜16時半の時短パート勤務で働かせてもらい、保育園が決まってから常勤へ戻りました。復帰したいと施設に電話した時、施設長にはまだお会いしたことがなかったのですが、私が勤務しやすい時間を一生懸命に考えてくださって。もともと9時半〜16時半なんてシフトはなかったのに、旦那が夜勤明けでもスムーズに交代できるようにと考えてくれました。本当にありがたかったです。
リヤンド姉崎は、子育て中でも安心して働ける職場だと思います。

介護福祉士に挑む理由。経験を「知識」で支えたい
気づけば8年目になり、現場の仕事はできるようになりました。でも、自分の中で「知識が足りない」という思いがずっとありました。用語や病気のことを、看護師さんや先輩に聞いたり、自分で調べたりすることも多く、経験と知識が伴っていないと感じていました。
しっかり知識を持って、ご入居者様のことをもっと理解したい。より深く関わりたい。そう思いから、介護福祉士の試験にちょうど挑戦しました。今は結果を待っているところです!

意見が届く職場で、一緒に働きましょう!
リヤンド姉崎では、フロアごとにカンファレンスがあり、上の人が決めるだけじゃなく、みんなの意見を取り入れてくれる職場です。
「こうした方がいいのでは」「こうしてみたい」という話し合いができるので、主体的に介護を実践できる環境があります。
また、小さなお子さんがいても働きやすく、ライフスタイルに合わせた働き方ができる職場です。主体的に介護に関わりたい方、ご入居者様の生活を大切にしたケアをしたい方、そして子育てと両立しながら働きたい方と、ぜひ一緒に働きたいと思っています。
(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)
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利用者様一人ひとりの生活に寄り添いながら、自分らしい働き方を大切にできる職場。それが、私がリヤンド姉崎です。子育てと両立しながら働きたい方、チームで支え合う介護を実践したい方、利用者様の「できる」を大切にしたケアに取り組みたい方。そんな想いを持つ方と、ぜひ一緒に働けたら嬉しいです。