訪問看護未経験・ブランクありでも大丈夫。リヤンド姉崎の地域連携室看護師が語るキャリアの活かし方

地域連携室 看護師 村松
看護専門学校を卒業後、公的病院・県立病院・公立病院で計15年ほど勤務。子育てを機に夜勤のない働き方へシフトし、病児保育のある保育園、保健所、看護専門学校で勤務。2025年4月にリヤンド-絆-姉崎に入職し、現在は地域連携室看護師として勤務。
<目次>
・訪問看護未経験でもOK。リヤンドとの出会い
・地域連携看護師への挑戦
・入居を支える第一歩、地域連携室での仕事
・即入居も可能にするチームの存在
・経験はすべて、強みになる
3つの総合病院、そして夜勤のない働き方へ。キャリアと家族の間で選んだ道
看護師になってから最初に就職したのは、横浜の公的病院でした。学校は千葉でしたが、就職先は横浜に決まり、そこで8年間勤務しました。
結婚を機に千葉に戻ってからは、県の採用試験を経て千葉県の県立病院へ。こちらも6年ほど勤めました。その後、「もう少し家の近くで働きたい」という思いから地域の公立病院に転職しましたが、3人目の妊娠で体調を崩したこともあり、1年で区切りをつけました。総合病院での経験は、そこまでです。
長男が小学校に上がるタイミングもあって、しばらくは子育てをしながら過ごしていました。2年ほど経った頃から夜勤がない仕事を探し始め、選んだのが病児保育のある保育園でした。子育てを優先しながら、パートで看護師として働いていました。
その後、一番下の子どもの健康上の事情から再び休む時期がありました。子どもの状態が落ち着いてきてからは、保健所の仕事にも携わりました。
看護教員から訪問看護へ。ブランクも未経験も受け入れてくれたリヤンド姉崎との出会い
保健所で働いた後は、看護学校の教員にもチャレンジしました。募集情報を目にしたときは、「いろいろ経験してきたし、挑戦してみよう!」という気持ちで、看護教員の道へ進みました。ただ、教えるスキルはすぐに身につくものではなく、県の養成講習を受けながら教員としての形を整えていきました。ちょうど母校で募集があり、専門学校の教員として働くことができました。
人を教えることは、とても難しく大変でしたが、看護の基礎を学び直せたり、改めて整理できたりする部分もあり、自分にとって良い経験となりました。ただ、通勤距離が遠いという悩みがありました。一番下の子どもが受験の年を迎えることもあって、「家から通いやすい職場にしたい」という気持ちが大きくなっていきました。
以前から訪問看護にも興味がありました。経験はなかったのですが、「ぜひチャレンジしてみたい」という思いがあり、転職サイトで相談しながら探しました。しかし訪問看護は経験者が優先されがちで、未経験では難しい状況が続きました。
そんな中で出会ったのが、リヤンド姉崎の求人でした。施設内訪問看護という形で未経験でも受け入れていただけるということ、またブランクがあっても面接していただけたことは本当にありがたかったです。

「私には向いていない」と思っていた地域連携看護師への挑戦
当初は、訪問看護での採用の予定でした。ところが、面接で施設長とお話しする中で、「実は、地域連携室で働いてくれる看護師を探している」というお話が出てきました。これまでの私の職歴や、看護教員として倫理的な側面も含めて関わってきた経験を評価していただき、「地域連携看護師として働いてみないか?」と声をかけていただきました。
実は最初、地域連携という仕事は「自分には不向きだ」と思っていました。営業として外回りをするというイメージが強く、夫も営業職で大変そうな姿を近くで見ていてので「私にはとてもできない」と感じていたのです。
ただ、看護教員を目指した時もそうだったのですが、「やってみよう」という気持ちが先に立つタイプで、最終的には地域連携室の看護師として採用していただくことになりました。初対面のコミュニケーションも昔は苦手でしたが、年齢を重ねてきたこともあって、やってみると意外と何とかなるものだと感じています。

入居の「第一歩」を支える、地域連携室看護師という仕事
地域連携という仕事を始めて約1年になります。この仕事は、入居するという「第一歩」を支える大事なポジションだと感じています。
ただ、自分一人ではできません。病院やケアマネジャーさんとの関係性も大事ですし、実際に受け入れる施設内の看護師さん・介護士さんとの連携がとても重要になってきます。1週間で複数件の入居を受け入れることもありますし、その日に2件ということもあります。連携がうまく取れていないと現場をバタバタさせてしまうことにつながるので、日々のコミュニケーションの積み重ねを大事にしています。
やりがいは、比較的早い段階で感じ始めました。病院やケアマネジャーさんとの関係性ができてきて、お問い合わせが増えてきたことは純粋に嬉しかったです。
また、日々の活動の中で、急性期・保育園・保健所・看護学校と一見バラバラに見えるこれまでの経歴が、今の仕事で活きていると感じることがあります。看護学校の付属病院とのつながりや子ども同士のつながりだったりで、看護師の方との接点が自然に広がっていました。離れた病院でも看護師の同級生がいたりして、「じゃあ、一度話しましょう」と進むこともあります。人と人のつながりの大切さを、日々実感しています。
私の看護観のベースは「どれだけ相手に寄り添えるか」です。急性期も経験しましたが、どちらかというと寄り添う看護を大切にしてきました。病棟ではナースコール対応に追われ、したくてもできないことがある。今の仕事は、見学の対応から入居までの関わりの中で「どれだけ寄り添えるか」が問われる場面が多く、それが今いちばんの軸になっています。

お孫さんが生まれるその日まで。家族の思いにチームで寄り添う
印象に残っているケースがあります。秋頃にご入居された方で、娘さんに第一子が生まれる予定があり、「孫が生まれるまで頑張ってほしい」というご家族の強い思いがありました。
ご入居者様本人の状態が落ちている時期もありましたが、ご家族も毎日のように面会に来られ、ご本人に声をかけ続けていました。意識がなくても、話しかける言葉は伝わっていると信じ、私たちもできる限り面会の時間を確保できるよう、時間外の対応や曜日ごとの調整など、柔軟に対応していました。
そして翌年1月、お孫さんが無事に生まれ、ご家族は生まれたばかりの赤ちゃんを連れて面会に来てくださり、ご本人もその場に立ち会うことができました。ご家族から「リヤンドに来てよかった」と言っていただけたことは、私たちの大きな喜びになりました。
お看取りを見据えたご入居の場合、ご家族によって考え方はさまざまです。「悪くなったら、すぐ病院に運んでほしい」というご家族もいれば、ご本人が最期までここで過ごすことを決めておられる方もいます。聞きにくいことではありますが、ご家族と丁寧に話しながら、ご本人やご家族様にとって一番いい選択をしていただけるよう、入居時にしっかり確認するようにしています。
私自身、父を亡くした際に仕事が忙しくそばにいられなかった後悔があります。だからこそ、状態が変わったときにご家族様へすぐに連絡し、最期の時間を一緒に過ごしていただけるようにと、心がけています。

即入居も可能にする、頼れるチームの存在
地域連携の仕事は、外部への働きかけを一人で担う場面が多い仕事です。それでも「一人ではない」と感じられるのは、施設内の看護・介護スタッフと、訪問看護の管理者が支えてくれているからだと感じています。
以前、緩和ケアで入院中の方のご家族から「できるだけ早く入居させてあげたい」と相談を受けたケースがありました。訪問看護の管理者がすぐに状況を判断してくれて、現場と一緒に受け入れの調整に動いてくれたことで、当初の予定より1週間前倒しで受け入れることができました。介護スタッフも迅速に準備を整えてくれて、スムーズな入居につながりました。あの時は、チームの力を本当にありがたいと感じました。
「急いでいる」「すぐに動いてほしい」という場面ほど、多職種がそれぞれの強みを発揮して同じ方向を向けているかどうかが問われます。管理者と看護・介護スタッフの連携があってこそ、「即入居でも受け入れられる施設」として信頼していただけると思っています。その体制をさらに整えていくことが、今の私の大切な役割のひとつです。

経験はすべて、強みになる
地域連携という仕事は、募集自体が少ない領域です。私自身、最初から目指していたわけではなく、施設長に声をかけてもらって飛び込んだ仕事でした。それでも今、確かにやりがいを感じています。
特に嬉しいのは、近隣の病院やケアマネジャーさんから「リヤンドさんなら」と声をかけていただける場面が増えてきたことです。地域の中で信頼していただけているという実感は、大きなやりがいになっています。
看護師としてのキャリアを積んできた方ほど、地域連携という仕事の中で活かせる経験が多いのではないかと感じています。
「地域連携は自分には向いていない」「未経験だから難しいのでは」と思っている方でも、大丈夫です。支えてくれる看護・介護スタッフがいて、つながって頼ってくださる地域の方々がいる。チームで動ける環境が、リヤンド姉崎にはあると感じています。
「やってみたい」という気持ちが少しでもあれば、ぜひ飛び込んでみてください。これまでの経験は、きっと誰かの役に立てる力になります。
(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)
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