「最期まで、その人らしく」─声は届くと信じ、手を添える。リヤンド荻窪の介護士としての使命
リヤンド荻窪 介護主任 坂本
接客業や事務職を経て、ご家族の在宅介護の経験をきっかけに介護の道へ。有料老人ホームで約5年間勤務し、2024年9月にリヤンド荻窪へ入職。現在は介護主任として活躍中。
▼目次
・接客業から介護の世界へ
・リヤンド荻窪を選んだ理由
・リヤンド荻窪で働く介護士の役割
・安心して働ける環境
・就職を検討中の方へ
「助けてもらったから、今度は私が支えたい」
介護の仕事を始めたきっかけは、主人の両親の在宅介護でした。
義父は寝たきりの状態で、義母は難病指定の病気を抱えていたので、どちらも看護や介護のサポートが必要な状態でした。
当時は、リヤンドのような施設がまだない時代でした。病院からは「もうこれ以上は見きれません」と言われてしまい、色々と探してはみましたが受け入れてくれる施設も見つけられず。自宅で寝たきりの義父を2〜3時間おきの体位交換や吸引を行いながらの生活で、かなり大変な状況でした。そんなときに訪問看護や訪問介護のスタッフの方々が来てくださって、本当に助けていただきました。あの安心感と支えは、今でもはっきり覚えています。
『家族だけで看るには限界がある』そう痛感した自身の経験を通して、私もいつか、家族の立場に寄り添える介護職になりたいと思ったことが、私の介護職としての原点になっています。
20年の接客経験から、介護の世界へ
もともとは20年ほど接客業をしていました。カフェでかき氷をつくったり、秋葉原やスカイツリーの近くで働いていた時期もあります。途中で事務の仕事も経験しながら、義両親の介護を経験したことで、介護の道に飛び込みました。
前職では有料老人ホームで約5年働き、2024年9月にリヤンド荻窪に転職をしました。
前の職場を退職してからリヤンド荻窪に入職するまでの間、3ヶ月ほど有給休暇期間があったので、その時間を活用して単発バイトで訪問介護や訪問看護、老健、特養、リハビリ特化型のデイサービスなど、いろんな施設形態で経験を積みました。特に印象的だったのは、リハビリに特化したデイサービスで、パーキンソン病の方などに対して運動の補助をしたり、歩行時の見守りの仕方や福祉用具の使い方などを教わることができて、とても勉強になりました。
身体を動かしていたいという気持ちも強かったので、あえて「休む」という選択はせず、結果として有料老人ホームでは経験できなかったことも、この期間に学ぶことができました。
「もっと深く関わりたい」─リヤンド荻窪を選んだ理由
医療対応型ホームのリヤンド荻窪に入職を決めたのは、病気を抱えた方との関わりを通して、自分の知識や経験をさらに深められると考えたからです。
以前の職場でも、がん末期の方がいらっしゃる時はありましたが、施設全体のご利用者様の数が多かったので、お一人お一人と深く関わることはなかなかできませんでした。
医療対応型ホーム リヤンド荻窪では少人数制で、病気を抱えた方とじっくり向き合える環境が整っています。また、24時間体制で看護師さんが常駐しているので、とても安心です。介護だけでは判断できないことや、気になることがあればすぐに相談ができます。
ご入居者様やご家族様と深く寄り添った介護ができ、知識や経験を深めていける環境だと感じています。
私の経験も、きっと誰かの役に立てる
リヤンド荻窪で働き始めて、ご家族様とお話しするときに、在宅で介護していた頃の自分を思い出すことが多くあります。
「こういうお気持ちではないですか?」とお声がけしたときに、「そうなんです」と返ってきたことがありました。そのとき、「私の経験も誰かの役に立てているんだ」と実感することができました。
「ここに入れてよかった」「ありがとうございます」とご家族様から直接言っていただけることもあり、それが本当に嬉しいです。私だけではなく、看護師さんや他のスタッフと一緒に頑張っているからこそ、いただける言葉だと思っています。
声は届く─話せなくても寄り添い続ける
リヤンド荻窪では、お看取りの場面が多くあります。今までもお看取りをする経験はありましたが、リヤンドでは『直接一緒に携わっている』と強く感じることができます。これまでとの大きな違いです。
私たち介護スタッフは医療的なケアはできませんが、体を綺麗にすること、服装や髪型を整えてあげること、口腔ケアを丁寧にすること─そうした基本のケアを、心を込めて行っています。ご入居者様が最期を迎えるときに、「きれいに整えてあげたい」という気持ちが以前よりずっと強くなりました。
看護師さんは訪問看護の時間が決まっているのですが、私たち介護士は空いた時間に少しでも顔を出して、口元を拭ってあげたり、お顔を見に行ってあげたり。言葉を交わせない方でも、声をかけたり、手にそっと触れたりしています。
「もう話せなくても、耳はきっと聞こえている」そう信じて、声をかけながら寄り添うことを心がけています。
小さな時間の積み重ねが、生きる喜びに
リヤンド荻窪では、ご本人の「その人らしさ」を大切にした時間づくりを意識しています。
例えば寝たきりの方でも、車椅子に移して窓際で外を眺めてもらうだけでもお顔の表情が変わります。サロンでカラオケを流すと、懐かしい歌を口ずさんで涙を流される方も。そういう時間が、ほんの少しでもすごく大切なんだと感じています。
食事についても、言語聴覚士チームが介入をして、最期の時まで「口から食べる楽しみ」を大切にしています。無理にではなく、「食べたい」「味わいたい」というご本人様の気持ちを大切にし、ジュースが飲みたいと言われたら、一口でも口にできるようにとみんなで方法を考えます。安全には十分に配慮しながら、とろみをつけたり、嚥下時の姿勢を整えたり、そして少しでも食べられるようになると、ご本人の表情が和らいだり、笑顔がこぼれます。
「病院では食べられなかったのに、ここでは食べられた」─そんな風にご家族が喜んでくださると、本当にうれしいんです。私が家族だったら、同じように嬉しいだろうなって思います。
介護スタッフだけでなく、看護師も厨房スタッフも、みんなが同じ気持ちで関わってくれていると感じます。リヤンド荻窪の魅力だと思います。
看護師との連携で、安心して働ける職場
リヤンド荻窪で働いている介護スタッフは、有料老人ホームや病院での勤務を経験してきた方が多い印象です。医療対応型ホームなので、難病等の病気のこと・お看取りのこと、そういったことをよく理解した上で、『寄り添っていく仕事がしたい。もっと一人ひとりに深く関わりたい』『医療的ケアにも関わりたい』と思って来られている方が多いと思います。
私は主婦ですが、子どもが大きくなったので、月5回ほど夜勤も担当しています。お子さんが小さい方などは、非常勤で日勤だけという働き方も可能です。勤務形態は柔軟に対応してもらえますし、無理なく続けられる職場だと思います。
入職後は、看護師さんが新人さんを丁寧にフォローしてくれます。介護職も、食事や排泄介助など、現場で一緒に動きながら自然に覚えてもらうスタイルです。勉強会などは少ないですが、日々のやりとりの中でしっかり伝え合えています。
寄り添う気持ちを大切に、一緒に働きましょう!
医療対応型の施設というと、ハードルが高く感じられるかもしれません。でも、リヤンド荻窪は看護師さんが常駐しているので、とても安心して働ける職場です。わからないことはすぐに相談できますし、これまでの介護経験を活かして、医療的なケアにも関われるチャンスがあります。
自信がない方も、ぜひ一度飛び込んでみてほしいです。寄り添う気持ちがあれば、きっと大丈夫。一緒に働ける日を、心から楽しみにしています。
(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)
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